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2026.10.09 | 読了 約12分

満月の願い事の書き方と、2026〜2027年の満月カレンダー

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満月の夜に願い事をする、という楽しみ方があります。新月が「はじまり」なら、満月は「実り」の日。この記事では、満月の願い事の書き方と例文、そして国立天文台の暦要項で確認した満月の日時を2027年12月まで一覧にしました12。中秋の名月や十三夜など、月の名前の由来も紹介します。

この記事の30秒まとめ

  1. 満月は、地球から見て月が太陽と反対側にくる瞬間。夕方に東から出て、朝に西へ沈みます。
  2. 満月の願い事は「ありがとう」と「手放したいこと」を書くのがen:musubiのおすすめです。
  3. 次の満月は2026年10月26日(月)13時12分。2026年の十三夜は10月23日です。
次の満月2026年10月26日(月)
時刻13時12分
旧暦9月16日
十三夜10月23日(金)

満月ってどんな日?

満月は、月と太陽の黄経の差が180度になる瞬間です3。国立天文台は、地球から見て月が太陽と反対の方向になった瞬間、と説明しています9。太陽の光を正面から受けた面が地球に向くので、月がまるく見えます3。

満月のころの月は、夕方に出て、夜に南の空を通り、朝に沈みます5。春分や秋分のころなら、月の出は18時ごろ、月の入りは6時ごろです5。ひと晩じゅう見えているのが満月の特徴です。

新月から次の新月までは平均29.530589日3。満月は新月から13.9〜15.6日たったときに起こり、毎回同じではありません7。そのため、昔の暦で「15日の月」とされた十五夜と、天文学の満月は、日がずれることがあります7。

満月と日本の暦|「十五夜」は15日の月

明治5年(1872)まで使われていた旧暦では、新月の日が毎月の1日でした。明治5年12月3日が明治6年1月1日になる改暦で、今の太陽暦に切りかわっています11。

旧暦の15日は、おおむね月がまるくなる日です。満月のあとも、月の出が遅くなるにつれて呼び名が変わります4。

満月のころの月の呼び名(国立天文台 暦Wiki「いろいろな月たち」より)
旧暦の日呼び名意味
13日十三夜とくに旧暦9月13日の月
15日十五夜・望とくに中秋の名月
16日十六夜(いざよい)既望ともいう
17日立待月(たちまちづき)立って月の出を待つ
18日居待月(いまちづき)座って待つ
19日寝待月(ねまちづき)寝て待つ
20日更待月(ふけまちづき)夜が更けるまで待つ
16日以降有明月(ありあけづき)夜が明けても沈まない月

月を待つ時間は、祈りの時間でもありました。「月待」は、決まった月齢の夜に月の出を待ってまつる行事で、十五夜や十七夜、十九夜、二十三夜などがありました10。仲間が当番の家に集まり、念仏をとなえたり、飲食しながら語りあったりしたといいます10。願いは安産や病気平癒など、人にかかわるものが多かったとされます10。

その記念に建てられたのが月待塔です。相模原市の調査では市内に118基が確認され、約95%が二十三夜、4基が二十六夜の塔でした。1800年代から明治の初めにかけて多く建てられています13。

en:musubiの見方

立って待ち、座って待ち、寝て待つ。月の呼び名には、月を待つ人の姿が残っています。en:musubiでは、満月の願い事を「月を待つ時間を、自分のために使うこと」と考えています。

満月の願い事の書き方

満月の願い事に決まった作法はありません。en:musubiでは、満月を「実り」と考えて、次の3つを書くことをおすすめしています。

  1. ありがとう:この1か月でうれしかったこと、助けてくれた人。
  2. 手放したいこと:やめたい習慣、もう気にしないと決めたこと。
  3. 叶った形の願い:「〜しています」と、今の形で1〜3個。

新月の願い事の書き方で書いた紙があれば、満月の夜に読み返して、近づいたことに印をつけるのも楽しい使い方です。

例文

  • 今月も、元気に働けたことに感謝しています。
  • 話を聞いてくれた友だちに、ありがとう。
  • わたしは、人と比べるくせを手放しました。
  • わたしは、夜ふかしの習慣を手放しました。
  • わたしは、自分のペースを大切にしています。
  • わたしは、好きなことを続けられています。
  • わたしは、がんばった自分をほめています。
  • わたしは、部屋の不要なものを手放しました。

2026年10月〜2027年12月の満月カレンダー

満月の日時は国立天文台の暦要項の値(日本の中央標準時)です12。旧暦の日付と六曜は、国立天文台のデータをもとに編集部が計算しました。満月が旧暦の何日にあたるかで、その夜の月の呼び名もわかります4。旧暦の月には、睦月・如月…と和風月名を添えました12。

満月(望)の日時と旧暦(日時は国立天文台 暦要項、旧暦・六曜は編集部の計算)
日付時刻旧暦その日の月の呼び名六曜
2026年10月26日(月)13時12分9月16日(長月)十六夜(いざよい)赤口
2026年11月24日(火)23時54分10月16日(神無月)十六夜(いざよい)先勝
2026年12月24日(木)10時28分11月16日(霜月)十六夜(いざよい)友引
2027年1月22日(金)21時17分12月15日(師走)十五夜友引
2027年2月21日(日)8時24分1月15日(睦月)十五夜先負
2027年3月22日(月)19時44分2月15日(如月)十五夜仏滅
2027年4月21日(水)7時27分3月15日(弥生)十五夜大安
2027年5月20日(木)19時59分4月15日(卯月)十五夜赤口
2027年6月19日(土)9時44分5月15日(皐月)十五夜先勝
2027年7月19日(月)0時45分6月16日(水無月)十六夜(いざよい)先負
2027年8月17日(火)16時29分7月16日(文月)十六夜(いざよい)仏滅
2027年9月16日(木)8時04分8月16日(葉月)十六夜(いざよい)大安
2027年10月15日(金)22時47分9月16日(長月)十六夜(いざよい)赤口
2027年11月14日(日)12時26分10月17日(神無月)立待月(たちまちづき)友引
2027年12月14日(火)1時09分11月17日(霜月)立待月(たちまちづき)先負

2027年の満月は1月22日から12月14日まで12回です2。旧暦の15日に満月になるのは6回、16日が4回、17日が2回でした。2026年の残りの3回は、どれも16日の十六夜です。国立天文台の暦Wikiにも、十四夜から十七夜までが満月になりうると書かれています7。

時刻にも注目です。2027年7月19日は0時45分、12月14日は1時09分の満月で、前の日の夜から続く夜中にあたります2。いっぽう2026年10月26日の13時12分や、2027年11月14日の12時26分のように昼間の満月もあります12。

en:musubiの見方

満月の瞬間が昼間でも、その前後の夜の月はほぼまるく見えます。en:musubiでは、時刻にこだわらず満月の日か前の晩に、月が見える時間に書くことをおすすめしています。

中秋の名月と十三夜|2026・2027年はいつ?

中秋の名月は、旧暦8月15日の夕方に出る月です。旧暦では7〜9月が秋で、8月15日はそのまん中にあたるため「中秋」と呼ばれます6。月見の風習は9世紀ごろに中国から伝わり、団子や芋を供える収穫祭の性格もあるとされます6。太陽暦では毎年日がかわり、9月7日から10月8日のあいだになります6。

十三夜は旧暦9月13日の月見で、「後(のち)の月」「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。こちらは日本独自の風習で、延喜19年(919)に寛平法皇が催した月見の宴が始まりとされています8。

中秋の名月と十三夜の日付(国立天文台の資料と、編集部の計算)
年中秋の名月(十五夜)その年の満月十三夜
2026年9月25日9月27日 1時49分10月23日
2027年9月15日9月16日 8時04分10月12日

2026年は名月が9月25日、満月が9月27日と2日ずれました。国立天文台によると、2日ずれるのは2017年以来で、次は2043年です9。2027年は名月が9月15日、満月が翌16日の朝です7。2027年の十三夜は、旧暦9月1日が9月30日の新月なので、10月12日になります(編集部の計算)2。

en:musubiの見方

2026年の十三夜は10月23日(金)。仕事帰りに、栗や豆を少し用意して月を見あげるだけでも、季節の行事になります。お月見の食卓には、水引の箸置きをひとつ添えるのもおすすめです。

満月の夜の過ごし方

  • 部屋の明かりを少し落として、窓から月を見る
  • 願い事の前に、ゆっくりお風呂に入る(塩風呂のやり方も参考に)
  • 季節の節目と合わせて楽しむ(二十四節気2027もどうぞ)
体験メモ(公開前に書きかえ)【ここに書く】編集部が満月の夜(例:2026年10月26日、または十三夜の10月23日)に書いた「ありがとう」と「手放したいこと」のメモと、月の写真。

満月の夜に使いたいものPR

月の名前(高橋順子・佐藤秀明)

十六夜や立待月のような、月の呼び名をもっと知りたい人に。写真といっしょに楽しめます。

月の本 perfect guide to the MOON(林完次)

月の満ち欠けや見え方を、写真で見たい人に。

星ダイアリー2027(石井ゆかり)

満月の日に、ありがとうと手放したいことを書きこむノートとして。

水引の箸置き(en:musubi)

十五夜や十三夜の、お月見の食卓に。

価格・在庫は販売ページでご確認ください。リンク先で購入されると、en:musubiに紹介料が入ることがあります。

まとめ

満月は月と太陽の黄経の差が180度になる瞬間で、夕方に出て朝に沈みます35。旧暦の15日が十五夜ですが、満月は十四夜から十七夜のあいだでずれます7。次の満月は2026年10月26日13時12分。2026年の十三夜は10月23日、2027年の中秋の名月は9月15日、十三夜は10月12日です269。

月を待つ時間を、自分をねぎらう時間に。まるい月を見あげる夜を、ひと月にひとつ作ってみてください。

NEXT ─ 次に読みたい

  1. 新月の願い事の書き方満月とセットで、月のはじまりにも
  2. 二十四節気とは|2027年の日付一覧月といっしょに季節の節目も知りたい人へ

出典・参考(2026年10月7日確認)

  1. 国立天文台 暦要項 令和8年(2026)朔弦望 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2026/rekiyou263.html
  2. 国立天文台 暦要項 令和9年(2027)朔弦望 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2027/rekiyou273.html
  3. 国立天文台 暦Wiki「月の満ち欠け」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B7EEA4CECBFEA4C1B7E7A4B1.html
  4. 国立天文台 暦Wiki「月の満ち欠け/いろいろな月たち」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B7EEA4CECBFEA4C1B7E7A4B12FA4A4A4EDA4A4A4EDA4CAB7EEA4BFA4C1.html
  5. 国立天文台 暦Wiki「月の出入りと満ち欠け」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B7EEA4CEBDD0C6FEA4EAA4C8C6EEC3E62FB7EEA4CEBDD0C6FEA4EAA4C8CBFEA4C1B7E7A4B1.html
  6. 国立天文台 暦Wiki「中秋の名月とは」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3E6BDA9A4CECCBEB7EEA4C8A4CF.html
  7. 国立天文台 暦Wiki「名月必ずしも満月ならず」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3E6BDA9A4CECCBEB7EEA4C8A4CF2FCCBEB7EEC9ACA4BAA4B7A4E2CBFEB7EEA4CAA4E9A4BA.html
  8. 国立天文台 暦Wiki「十三夜」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3E6BDA9A4CECCBEB7EEA4C8A4CF2FBDBDBBB0CCEB.html
  9. 国立天文台 ほしぞら情報「中秋の名月(2026年9月)」 https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2026/09-topics03.html
  10. コトバンク「月待」 https://kotobank.jp/word/%E6%9C%88%E5%BE%85-852770
  11. 国立国会図書館「日本の暦」第1章 江戸から明治の改暦 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter1/s2.html
  12. 国立国会図書館「日本の暦」第3章 和風月名 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s8.html
  13. 相模原市立博物館研究報告 第28集(2020)月待塔の調査報告 https://sagamiharacitymuseum.jp/wp-content/uploads/2020/04/P37-40.pdf

満月(望)の日時は国立天文台 暦要項の値です。旧暦の日付と六曜は、国立天文台が公表している二十四節気と朔の時刻をもとに、en:musubi編集部が伝統的な決まりにあてはめて計算しました。満月の願い事は言い伝え・考え方のひとつで、願いが叶うことを約束するものではありません。書き方と例文は編集部の提案です。

for you

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
明日が、すこし楽しみな一日になりますように。

縁
読みもの1本につき、印をひとつ。

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