2026.10.07 | 読了 約12分
二十四節気とは|2027年の日付一覧と、季節ごとの暮らしのヒント

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立春、夏至、冬至。カレンダーで見かける季節の名前が二十四節気です。この記事では、2027年の二十四節気の日時を国立天文台の暦要項からすべて掲載しました1。しくみや意味、雑節の日付、季節ごとの暮らしのヒントもまとめています。
この記事の30秒まとめ
- 二十四節気は、太陽の通り道(黄道)を15度ずつ24に分けた季節の目印。今の日本は、角度で分ける「定気法」です。
- 2027年は、立春が2月4日、春分が3月21日、夏至が6月21日、秋分が9月23日、冬至が12月22日です。
- 節気から次の節気までは約15日。名前の意味を知ると、季節の小さな変化に気づきやすくなります。
二十四節気とは?
二十四節気は、地球が太陽のまわりのどこにいるかで季節を表す、24個の目印です2。1年を春夏秋冬の4つに分け、さらにそれぞれを6つに分けています5。古代中国の北のほうで生まれた考え方で、2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されました27。
成立は中国の戦国時代とされます。角度で区切る考え方は、隋の劉焯(りゅうしゃく)が604年に提唱したといわれています7。今の暦では毎年ほぼ同じ日付になりますが、年によって1日ほど前後することがあります5。
24個は「節気」と「中気」が交互にならんでいます。立春・立夏・立秋・立冬をふくむ奇数番目が節気、春分・夏至・秋分・冬至をふくむ偶数番目が中気です2。昔の太陰太陽暦では、二十四節気を基準に閏月を入れて、暦と季節のずれを調整していました25。中気をふくまない月を閏月とするのが基本の考え方です7。
太陽黄経15度ごとに決まる「定気法」
今の二十四節気は「定気法」で決めています。太陽の通り道を角度で24等分し、太陽の視黄経が0度・15度・30度…になる瞬間を節気とする方法です。0度が春分です3。
江戸時代の寛政暦までは、1年を時間で24等分する「平気法(恒気法)」でした。1気の長さは約15.2日で、定気法とは春分・秋分のころに2日ほどの差が出ます3。日本で定気法になったのは、1844年に始まった天保暦からです36。
地球は楕円の軌道を回っていて、1月上旬の近日点のころは速く、7月上旬の遠日点のころは遅く動きます。そのため節気の間隔は14〜16日の幅で変わります3。2027年の暦要項で計算すると、いちばん短いのは小寒から大寒までの14日17時間20分、いちばん長いのは小暑から大暑までの15日17時間28分でした1。
冬の節気は少し早く、夏の節気はゆっくりめぐってくる。角度で分けるからこそ、地球の動きの速さが暦にあらわれています。en:musubiでは、冬は節気が早足になる季節と覚えておくと、季節の変わり目を意識しやすいと考えています。
2027年の二十四節気 日付一覧
日時は国立天文台の暦要項の値(日本の中央標準時)です1。その瞬間をふくむ日が、その節気の日になります2。意味は国立天文台 暦計算室の説明を要約しました4。
| 節気 | 太陽黄経 | 日時 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 小寒(しょうかん) | 285度 | 1月5日(火) 23時10分 | 厳しい寒さの季節に入る |
| 大寒(だいかん) | 300度 | 1月20日(水) 16時30分 | 冷えこみがもっとも厳しい |
| 立春(りっしゅん) | 315度 | 2月4日(木) 10時46分 | 春の気配が感じられる |
| 雨水(うすい) | 330度 | 2月19日(金) 6時33分 | 雪や氷がとけ、雪が雨に変わる |
| 啓蟄(けいちつ) | 345度 | 3月6日(土) 4時40分 | 冬ごもりの虫が出てくる |
| 春分(しゅんぶん) | 0度 | 3月21日(日) 5時25分 | 昼と夜の長さがほぼ等しい |
| 清明(せいめい) | 15度 | 4月5日(月) 9時17分 | 万物が生き生きとする |
| 穀雨(こくう) | 30度 | 4月20日(火) 16時18分 | 穀物をうるおす春雨 |
| 立夏(りっか) | 45度 | 5月6日(木) 2時25分 | 夏の気配が感じられる |
| 小満(しょうまん) | 60度 | 5月21日(金) 15時18分 | 万物が育ち、満ちはじめる |
| 芒種(ぼうしゅ) | 75度 | 6月6日(日) 6時26分 | 穀物の種をまくころ |
| 夏至(げし) | 90度 | 6月21日(月) 23時11分 | 昼がもっとも長い |
| 小暑(しょうしょ) | 105度 | 7月7日(水) 16時37分 | 暑さが本格化し、梅雨が明けるころ |
| 大暑(たいしょ) | 120度 | 7月23日(金) 10時05分 | 暑さがもっとも極まるころ |
| 立秋(りっしゅう) | 135度 | 8月8日(日) 2時27分 | 秋の気配が感じられる |
| 処暑(しょしょ) | 150度 | 8月23日(月) 17時14分 | 暑さがおさまるころ |
| 白露(はくろ) | 165度 | 9月8日(水) 5時28分 | しらつゆが草に宿る |
| 秋分(しゅうぶん) | 180度 | 9月23日(木) 15時02分 | 昼と夜の長さがほぼ等しい |
| 寒露(かんろ) | 195度 | 10月8日(金) 21時17分 | 秋が深まり、冷たい露が降りる |
| 霜降(そうこう) | 210度 | 10月24日(日) 0時33分 | 霜が降りるころ |
| 立冬(りっとう) | 225度 | 11月8日(月) 0時39分 | 冬の気配が感じられる |
| 小雪(しょうせつ) | 240度 | 11月22日(月) 22時16分 | 寒くなって雨が雪になる |
| 大雪(たいせつ) | 255度 | 12月7日(火) 17時38分 | 雪がいよいよ降りつもる |
| 冬至(とうじ) | 270度 | 12月22日(水) 11時42分 | 昼が一年でいちばん短い |
春分の日と秋分の日の祝日は、この節気の日にあわせて決まります。2027年は春分の日が3月21日(日)、秋分の日が9月23日(木)です。春分の日が日曜日にあたるため、3月22日(月)が休日になります8。
春分から秋分までは186日9時間37分。北半球では、春分から秋分までの「夏の半年」のほうが長くなります13。
曜日を見ると、2027年に土日と重なる節気は、啓蟄(3月6日・土)、春分(3月21日・日)、芒種(6月6日・日)、立秋(8月8日・日)、霜降(10月24日・日)の5つです。冬至の12月22日は、大安と一粒万倍日が重なる日でもあります(暦注は編集部の計算)。
節気の日は、平日だと見過ごしがちです。週末にあたる5つの節気は、季節の行事を楽しむ日にちょうどいいタイミング。たとえば春分の3月21日はお彼岸の中日なので、お墓参りや、家族とゆっくり食事をする日にするのもおすすめです。

二十四節気とセットで知りたい「雑節」
雑節は、二十四節気と同じように季節の目安になる日です5。2027年の主な雑節は次のとおりです1。
| 日時 | 雑節 | 意味 |
|---|---|---|
| 1月17日 17時46分 | 冬の土用の入り | 立春の前の18日間5 |
| 2月3日 | 節分 | 立春の前日5 |
| 3月18日 | 春の彼岸の入り | 春分をはさむ7日間5 |
| 4月17日 14時36分 | 春の土用の入り | 立夏の前の18日間 |
| 5月2日 | 八十八夜 | 立春から数えて88日目。種まきの目安5 |
| 6月11日 11時50分 | 入梅 | 梅雨に入る目安5 |
| 7月2日 10時49分 | 半夏生 | 夏至から約10日後5 |
| 7月20日 6時37分 | 夏の土用の入り | 立秋の前の18日間 |
| 9月1日 | 二百十日 | 立春から数えた日。嵐の目安とされた5 |
| 9月20日 | 秋の彼岸の入り | 秋分をはさむ7日間 |
| 10月21日 0時10分 | 秋の土用の入り | 立冬の前の18日間 |
節分はもともと季節の分かれ目を指し、今は立春の前日をいいます5。2027年の節分は2月3日です1。八十八夜は立春の2月4日を1日目として数えた88日目で、5月2日にあたります15。土用は立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間で、昔は土を動かすことを避けたといいます5。
2026年の残りの節気は、寒露が10月8日15時29分、霜降が10月23日18時38分、立冬が11月7日18時52分、小雪が11月22日16時23分、大雪が12月7日11時53分、冬至が12月22日5時50分です9。
季節ごとの暮らしのヒント
二十四節気は中国の華北の気候がもとで、日本の季節感とはずれることもあります7。それでも、15日ごとの名前を手がかりにすると、季節の変化に目を向けるきっかけになります。ここからは、en:musubiが考えた取り入れ方です。
春(立春〜穀雨)
- 立春は「1年のはじまり」として、手帳に今年やりたいことを書く
- 啓蟄のころ、冬のあいだ閉めきっていた窓を開けて風を通す
- 春分は、昼と夜が同じくらいの日。生活リズムを見なおす日に
- 清明は、近くの公園や神社の新緑を見に出かける
夏(立夏〜大暑)
- 立夏に衣替えをして、クローゼットを軽くする
- 夏至の夜は、いちばん短い夜を照明を落として過ごす
- 芒種のころは、梅雨入りにそなえて玄関や靴箱を整える
- 大暑は、冷たいお茶や旬の野菜で食卓に季節を
秋(立秋〜霜降)
- 白露の朝、草の上のつゆを探してみる
- 秋分のころは、お彼岸にあわせてお墓参りや家族への連絡を
- 寒露から霜降は、あたたかい寝具に替える目安に
- 霜降のころ、紅葉の名所を手帳にメモしておく
冬(立冬〜大寒)
- 立冬に、年末までにやりたいことを書き出す
- 冬至は、ゆず湯やかぼちゃで1年の折り返しを(くわしくは冬至にやること)
- 大寒のあとは節分と立春。豆まきの準備は節分の由来と2027年の恵方で
全部を追いかけなくても大丈夫です。en:musubiのおすすめは、立春・夏至・秋分・冬至など「節目の4日」だけ手帳に書くこと。慣れてきたら、さらに細かく季節を分けた七十二候や、2027年の開運日カレンダーと重ねるのも楽しい使い方です。
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まとめ
二十四節気は、太陽の視黄経を15度ずつ区切った24の季節の目印で、1844年の天保暦から定気法で決められています3。2027年は小寒が1月5日、立春が2月4日、春分が3月21日、夏至が6月21日、秋分が9月23日、冬至が12月22日です1。節分は2月3日、入梅は6月11日です1。
15日ごとの季節の名前を、暮らしの小さな合図にしてみてください。
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- 2027年の開運日カレンダー節気と開運日を重ねて予定を立てたい人へ
出典・参考(2026年10月7日確認)
- 国立天文台 暦要項 令和9年(2027)二十四節気および雑節 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2027/rekiyou272.html
- 国立天文台 暦Wiki「二十四節気とは?」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FC6F3BDBDBBCDC0E1B5A4A4C8A4CFA1A9.html
- 国立天文台 暦Wiki「二十四節気の定め方」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B5A8C0E12FC6F3BDBDBBCDC0E1B5A4A4CEC4EAA4E1CAFD.html
- 国立天文台 暦計算室「二十四節気」(よくある質問) https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/faq/24sekki.html
- 国立国会図書館「日本の暦」第3章 二十四節気 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s7.html
- 国立国会図書館「日本の暦」第1章 江戸から明治の改暦 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter1/s2.html
- コトバンク「二十四節気」(日本大百科全書・改訂新版 世界大百科事典ほか) https://kotobank.jp/word/%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E7%AF%80%E6%B0%97-109595
- 国立天文台 暦要項 令和9年(2027)国民の祝日 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2027/rekiyou271.html
- 国立天文台 暦要項 令和8年(2026)二十四節気および雑節 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2026/rekiyou262.html
二十四節気と雑節の日時は、国立天文台 暦要項(令和9年)の値(日本の中央標準時)です。各節気の説明は国立天文台 暦計算室の解説を要約しました。曜日と節気の間隔は編集部が計算しました。季節ごとの暮らしのヒントは編集部の提案です。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
明日が、すこし楽しみな一日になりますように。



