2026.10.09 | 読了 約15分
新月の願い事の書き方|叶いやすい例文30と2026〜2027年の新月カレンダー

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新月に願い事を書くと叶いやすい、という話を聞いたことはありますか。この記事では、書き方のルールと例文30を紹介します。あわせて、新月の日時は国立天文台の暦要項で確認し12、2027年12月までの新月カレンダーにまとめました。旧暦の月や六曜は、国立天文台のデータをもとに編集部が計算しています。
この記事の30秒まとめ
- 新月は、月と太陽が同じ方向に並び、月が見えなくなる瞬間のこと。昔の暦では、この日が毎月の1日でした。
- 書き方のルールは「自分が主語」「肯定のことば」「もう叶ったように書く」の3つが基本です。
- 次の新月は2026年10月11日(日)0時50分。10日の夜から11日にかけてが、書きやすいタイミングです。
新月ってどんな日?まずは天文のはなし
新月は、月が見えない日です。月は自分では光らず、太陽の光を反射して輝いています。月と太陽が同じ方向にあると、地球には暗い面を向けるため、月が見えなくなります3。
国立天文台では、月の満ち欠けを「黄経の差」で決めています。月と太陽の黄経の差が0度になる瞬間が新月(朔)、90度が上弦、180度が満月(望)、270度が下弦です3。新月は「日」ではなく「瞬間」なので、暦要項には分単位の時刻が載っています12。
| 名前 | 月と太陽の黄経の差 | 見え方 | 旧暦の日付の目安 | 月の出→入り |
|---|---|---|---|---|
| 朔(新月) | 0度 | 見えない | 1日 | 朝→夕 |
| 上弦 | 90度 | 半月 | 7日ごろ | 昼→夜 |
| 望(満月) | 180度 | まるい月 | 15日ごろ | 夕→朝 |
| 下弦 | 270度 | 半月 | 22日ごろ | 夜→昼 |
朔から次の朔までは平均29.530589日で、これを朔望月といいます3。ただし実際の長さは、29.3〜29.8日ほどの幅で毎回変わります4。暦要項の時刻で計算すると、2027年1月8日から2月7日までは29日19時間32分、9月1日から9月30日までは29日8時間55分でした2。新月から数えた日数が「月齢」で、朔の瞬間が0.0です4。
新月のころの月は、朝に出て、昼に南の空を通り、夕方に沈みます6。春分や秋分のころの新月なら、月の出は6時ごろ、月の入りは18時ごろです6。太陽といっしょに動いているので、夜空には見えません。
新月から数える、月の呼び名
新月のあとは、日ごとに月の呼び名が変わります。国立天文台の暦Wikiにある主な呼び名は次のとおりです5。
| 旧暦の日 | 呼び名 | ようす |
|---|---|---|
| 1日 | 朔・新月 | 月が見えない |
| 3日 | 三日月 | 夕方の西の空に細い月 |
| 7日ごろ | 上弦 | 半月 |
| 13日 | 十三夜 | とくに旧暦9月13日の月 |
| 15日 | 十五夜 | とくに中秋の名月 |
| 16日 | 十六夜(いざよい) | 既望とも |
| 17〜20日 | 立待月・居待月・寝待月・更待月 | 月の出がだんだん遅くなる |
| 22日ごろ | 下弦 | 半月 |
新月と日本の暦|「ついたち」は月が立つ日
日本では明治の改暦まで、月の満ち欠けをもとにした暦が使われていました。最後の旧暦は1844年に始まった天保暦です8。明治5年(1872)11月に太陽暦への改暦が発表され、明治5年12月3日が明治6年1月1日になりました8。それまでの暦では、朔(新月)の日が毎月の1日です。
「ついたち」ということばも、「つきたち(月立)」が変わったものとされています11。月が見えない夜から、また新しい月が立ちあがる。昔の人にとって新月は、ひと月のはじまりそのものでした。
月の満ち欠けと祈りの結びつきは、日本にもあります。「月待(つきまち)」は、決まった月齢の夜に月の出を待ってまつる行事です。十三夜・十五夜・十九夜・二十三夜などがあり、二十三夜待は16世紀ごろには京都の公家社会で行われていたといいます12。
月待の願いは、安産や病気平癒など人にかかわるものが多かったとされます。十九夜は、出産と育児の安全を願って女性だけで集まることが多かったそうです12。集まりは「講」と呼ばれ、当番の家で念仏をとなえたり、飲食しながら語りあったりしました。村の四つ辻に二十三夜塔が建てられることもあったといいます12。近世には飲食や遊びもともなうようになり、農村の休養をかねた楽しみにもなっていきました12。
相模原市の調査では、市内に118基の月待塔が確認され、その約95%が二十三夜の塔でした。いちばん古いものは1732年です13。月を待ちながら仲間と集まり、願いを語りあう習慣が、各地にあったことがわかります。
新月の願い事がいつ始まったのかを示す公的な資料は、編集部の調べでは見つかりませんでした。en:musubiでは「月のはじまりに、気持ちを言葉にしてみる習わし」として、気楽に楽しむことをおすすめしています。
願い事を書くタイミング|諸説あります
新月の瞬間からしばらくのうちに書くとよい、という考え方があります。何時間以内かは諸説あります。
新月の時刻は月によって大きくちがいます。2026年10月は11日の0時50分、2027年2月は7日の0時56分と、どちらも真夜中です12。2027年3月は8日の18時29分で、夕方から夜にあたります2。
2027年の13回の新月を時間帯で分けると、0時〜6時の未明が5回(1月・2月・6月・9月1日・12月)、昼間が4回(4月・7月・9月30日・11月)、18時以降の夜が4回(3月・5月・8月・10月)でした2。
en:musubiのおすすめは、新月の日の夜、気持ちが落ちついた時間に書くこと。真夜中の新月なら前の晩に。続けやすさを大切に。
願い事の書き方|ルール5つ
よく知られているコツを、チェックリストにしました。
- 手書きで書く:ノートでも便せんでもOK。
- 自分を主語にする:「彼が〜」より「わたしは〜」。
- 肯定のことばで書く:「太らない」より「軽やかに過ごしています」。
- 叶ったように書く:「〜しています」「〜しました」の形で。
- 数は2〜10個まで:多すぎると思いが薄れます。

テーマ別の例文30
どれも頭に「わたしは、」をつけて書きます。例文は編集部が考えました。
恋愛
- 自然体のままで愛されています。
- 大切にしあえる人と出会いました。
- 好きな人と笑顔で話せています。
- 相手の気持ちを素直に受けとめています。
- 恋をしている自分を楽しんでいます。
- 安心できる関係を育てています。
仕事・学び
- やりがいを感じて働いています。
- 資格の勉強を楽しんでいます。
- 得意なことで人の役に立っています。
- チームと気持ちよく協力しています。
- 自分のペースで成果を出しています。
- 挑戦したかった仕事を始めました。
お金
- お金を気持ちよく使っています。
- 毎月むりなく貯金ができています。
- 本当に好きなものを選んで買っています。
- 豊かさを人と分けあっています。
- お金の不安から自由になりました。
- 自分にふさわしい収入を得ています。
人間関係
- 会いたい人に会いに行けています。
- 家族にありがとうを伝えています。
- 心地よい距離で人とつながっています。
- 苦手な人とも穏やかに話せています。
- 新しい友だちができました。
- 人の話をゆっくり聞けています。
自分のこと
- 朝の時間をていねいに過ごしています。
- 自分のいいところを知っています。
- 部屋をすっきり整えています。
- 行きたかった場所へ旅をしました。
- 好きなことに夢中になっています。
- 毎日を楽しむ自分が好きです。
2026年10月〜2027年12月の新月カレンダー
新月と満月の日時は国立天文台の暦要項の値(日本の中央標準時)です12。旧暦の月・六曜・暦注は、国立天文台のデータをもとに編集部が計算しました。新月の日は旧暦の各月の1日にあたるので、旧暦の月の名前(和風月名)もいっしょに載せています9。
| 日付 | 時刻 | 旧暦の月 | 六曜 | 重なる暦注 | 次の満月 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年10月11日(日) | 0時50分 | 9月(長月) | 先負 | 一粒万倍日・不成就日 | 10月26日 13時12分 |
| 2026年11月9日(月) | 16時02分 | 10月(神無月) | 仏滅 | — | 11月24日 23時54分 |
| 2026年12月9日(水) | 9時52分 | 11月(霜月) | 大安 | 巳の日・大安 | 12月24日 10時28分 |
| 2027年1月8日(金) | 5時24分 | 12月(師走) | 赤口 | — | 1月22日 21時17分 |
| 2027年2月7日(日) | 0時56分 | 1月(睦月) | 先勝 | 巳の日 | 2月21日 8時24分 |
| 2027年3月8日(月) | 18時29分 | 2月(如月) | 友引 | — | 3月22日 19時44分 |
| 2027年4月7日(水) | 8時51分 | 3月(弥生) | 先負 | 不成就日 | 4月21日 7時27分 |
| 2027年5月6日(木) | 19時59分 | 4月(卯月) | 仏滅 | — | 5月20日 19時59分 |
| 2027年6月5日(土) | 4時40分 | 5月(皐月) | 大安 | 一粒万倍日・大安 | 6月19日 9時44分 |
| 2027年7月4日(日) | 12時02分 | 6月(水無月) | 赤口 | — | 7月19日 0時45分 |
| 2027年8月2日(月) | 19時05分 | 7月(文月) | 先勝 | 天恩日 | 8月17日 16時29分 |
| 2027年9月1日(水) | 2時41分 | 8月(葉月) | 友引 | 一粒万倍日・天恩日 | 9月16日 8時04分 |
| 2027年9月30日(木) | 11時36分 | 9月(長月) | 先負 | 天恩日・不成就日 | 10月15日 22時47分 |
| 2027年10月29日(金) | 22時37分 | 10月(神無月) | 仏滅 | 巳の日・天恩日 | 11月14日 12時26分 |
| 2027年11月28日(日) | 12時24分 | 11月(霜月) | 大安 | 天恩日・大安 | 12月14日 1時09分 |
| 2027年12月28日(火) | 5時12分 | 12月(師走) | 赤口 | 巳の日・天恩日 | 2028年1月(未公表) |
2026年の残りの新月は3回です。10月11日は寒露(10月8日)のすぐあと、11月9日は立冬(11月7日)のあと、12月9日は大雪(12月7日)のあとにあたります7。2027年は1月8日から12月28日まで、1年に13回の新月があります2。冬至をふくむ月を11月として数えると、2027年は閏月のない年です(編集部の計算)。
六曜は旧暦の月ごとに1日の六曜が決まっていて、1月・7月の1日は先勝、5月・11月の1日は大安です10。2027年は2月7日が旧暦1月1日、いわゆる旧正月で、立春(2月4日)の3日後です14。また2026年10月11日の新月で始まる旧暦9月の13日、10月23日は「十三夜」の月見の日です15。6月5日と11月28日の新月は大安と重なり、6月5日は一粒万倍日でもあります。
和風月名は、旧暦の季節や行事にあわせた名前です。たとえば睦月は親族が集まる月、皐月は早苗を植える月、霜月は霜が降りる月とされます。今の暦にあてはめると、季節感は1〜2か月ほどずれるとされています9。
最初の1回は、旧正月の2月7日や、大安と一粒万倍日が重なる6月5日など「いいな」と思える日から始めるのも楽しい使い方です。開運日の重なりは2027年の開運日カレンダーでも確かめられます。
書いたあとの過ごし方
書いた紙は手帳にはさみ、表の「次の満月」のころに読み返すのがおすすめです。
- 書く前にお風呂で気持ちを切りかえる(塩風呂のやり方も参考に)
- 眠る前に書くなら、ベッドまわりを片づけておく(寝室の風水も)
- 毎日の習慣と組みあわせる(運気を上げる習慣30から選んでも)
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書く前に場の雰囲気を整えたい人に。煙が出るので換気をし、火災報知器の近くでは使わないでください。賃貸住宅では管理規約も確認を。火を使うあいだは、そばを離れないでください。
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まとめ
新月は、月と太陽の黄経の差が0度になる瞬間で、月が見えなくなります3。明治の改暦までは、この日が毎月の1日でした8。日本には決まった月齢の夜に集まって願う「月待」の習慣もありました12。次の新月は2026年10月11日0時50分。2027年は新月が13回あり、2月7日が旧正月にあたります12。
月のはじまりに、気持ちをことばにしてみる。次のひと月が、少し楽しみになるはずです。
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- 満月の願い事の書き方と満月カレンダー新月に書いた願いを、満月に読み返したい人へ
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出典・参考(2026年10月7日確認)
- 国立天文台 暦要項 令和8年(2026)朔弦望 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2026/rekiyou263.html
- 国立天文台 暦要項 令和9年(2027)朔弦望 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2027/rekiyou273.html
- 国立天文台 暦Wiki「月の満ち欠け」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B7EEA4CECBFEA4C1B7E7A4B1.html
- 国立天文台 暦Wiki「月の満ち欠け/月齢」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B7EEA4CECBFEA4C1B7E7A4B12FB7EECEF0.html
- 国立天文台 暦Wiki「月の満ち欠け/いろいろな月たち」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B7EEA4CECBFEA4C1B7E7A4B12FA4A4A4EDA4A4A4EDA4CAB7EEA4BFA4C1.html
- 国立天文台 暦Wiki「月の出入りと満ち欠け」 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/B7EEA4CEBDD0C6FEA4EAA4C8C6EEC3E62FB7EEA4CEBDD0C6FEA4EAA4C8CBFEA4C1B7E7A4B1.html
- 国立天文台 暦要項 令和8年(2026)二十四節気および雑節 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2026/rekiyou262.html
- 国立国会図書館「日本の暦」第1章 江戸から明治の改暦 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter1/s2.html
- 国立国会図書館「日本の暦」第3章 和風月名 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s8.html
- 国立国会図書館「日本の暦」第3章 吉凶を表す言葉①六曜 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s3.html
- コトバンク「ついたち」(日本大百科全書) https://kotobank.jp/word/%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A1-1564192
- コトバンク「月待」 https://kotobank.jp/word/%E6%9C%88%E5%BE%85-852770
- 相模原市立博物館研究報告 第28集(2020)月待塔の調査報告 https://sagamiharacitymuseum.jp/wp-content/uploads/2020/04/P37-40.pdf
- 国立天文台 暦要項 令和9年(2027)二十四節気および雑節 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2027/rekiyou272.html
- 国立天文台 ほしぞら情報「中秋の名月(2026年9月)」 https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2026/09-topics03.html
新月(朔)の日時は国立天文台 暦要項の値です。旧暦の月・六曜・暦注は、国立天文台が公表している二十四節気と朔の時刻をもとに、en:musubi編集部が伝統的な決まりにあてはめて計算しました。新月の願い事は言い伝え・考え方のひとつで、願いが叶うことを約束するものではありません。書き方のルールと例文は編集部の提案です。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
明日が、すこし楽しみな一日になりますように。



