2026.10.07 | 読了 約13分
一粒万倍日にやること・避けること|2026年12月16日は天赦日と重なる最強開運日

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2026年12月16日(水)は、カレンダーにのる「いい日」の印が4つも重なる日です。
国立国会図書館の資料と、国立天文台のデータをもとに、この日がどんな日で、どう過ごすといいのかをまとめました。日付や干支(えと)は、編集部が国立天文台のデータから計算しています。
この記事の30秒まとめ
- 12月16日は「天赦日」「一粒万倍日」「天恩日」「甲子」の4つが重なる日。2026年で最後の天赦日です。
- 向いているのは、何かを始めること、気持ちよくお金を使うこと、お祝い。お金や物を借りるのはやめておきます。
- 12月15日〜20日も、いい日が続きます。大事な予定は、この週にまとめて入れるのがおすすめ。
一粒万倍日と天赦日ってなに?
日本で最初のカレンダー(暦)がつくられたのは、飛鳥時代の604年と伝わります11。
そのあと、国の役所「陰陽寮(おんみょうりょう)」が暦をつくるようになりました。その暦には、季節や行事のほかに、毎日の「いい日・よくない日」を表す言葉が、ぜんぶ漢字で書きこまれていました11。平安時代の貴族は、毎日この暦を見て動き、すき間に日記を書きました11。
この「その日がいい日かどうかを表す言葉」を、暦注(れきちゅう)といいます。一粒万倍日も天赦日も、その仲間。いまも手帳やカレンダーにのっています。
一粒万倍日|1つぶが、1万倍に実る日
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、1つぶのモミ(お米の種)が、1万倍にもなって実る、めでたい日です2。
何かを始めるのにいい日で、仕事を始める、お店を開く、種をまく、お金を使うのにぴったり。反対に、何でも「増える」日なので、お金や物を借りるのはよくない日です2。
どの日が一粒万倍日になるかは、季節の区切り(二十四節気)ごとに決まっています。12月7日から翌年1月4日までなら、十二支(じゅうにし)が「子(ね)」と「亥(い)」の日です。
だいたい月に4〜6回。2027年は、1年で60回あります(編集部の計算)57。
| 期間 | その月の十二支 | 一粒万倍日になる日の十二支 |
|---|---|---|
| 2026年10月8日(寒露)〜11月6日 | 戌(いぬ) | 酉・午 |
| 2026年11月7日(立冬)〜12月6日 | 亥(い) | 酉・戌 |
| 2026年12月7日(大雪)〜2027年1月4日 | 子(ね) | 亥・子 |
| 2027年1月5日(小寒)〜2月3日 | 丑(うし) | 卯・子 |
| 2027年2月4日(立春)〜3月5日 | 寅(とら) | 丑・午 |
| 2027年3月6日(啓蟄)〜4月4日 | 卯(う) | 酉・寅 |
2026年の残りの一粒万倍日は、10/11(日)、10/14(水)、10/23(金)、10/26(月)、11/4(水)、11/7(土)、11/8(日)、11/19(木)、11/20(金)、12/1(火)、12/2(水)、12/15(火)、12/16(水)、12/27(日)、12/28(月)です。
天赦日|いちばんの「いい日」
天赦日(てんしゃにち)は、たくさんの神さまが天に集まり、天がすべてを許す日。何をしてもいい日です1。
春・夏・秋・冬で、どの干支の日が天赦日になるかが決まっています。冬は「甲子(きのえね)」の日です1。
干支は60日でひとまわりするので4、天赦日は1年に5〜7回しかありません。2027年は6回です(編集部の計算)。
ここでいう季節は、立春・立夏・立秋・立冬で区切ります。2027年なら、春は2月4日〜5月5日、夏は5月6日〜8月7日、秋は8月8日〜11月7日、冬は11月8日から7。
だから同じ甲子の日でも、2027年2月14日は天赦日になりません。もう春に入っているからです。
「天がすべてを許す日」と聞くと、ちょっと大げさに感じるかもしれません。
en:musubiでは、これを「自分にOKを出す日」と考えています。やってみたかったのに、ずっと後回しにしていたこと。それを始めるきっかけを、暦がくれる日です。
12月16日に重なる、4つの印
季節の区切りでいうと、12月16日は「大雪(12月7日)」のあと、「冬至(12月22日)」の前です5。月の形でいうと、12月9日の新月から8日目。昔のこよみ(旧暦)では、11月8日にあたります6。
干支は、10個の「十干(じっかん)」と、12個の「十二支」を組み合わせたもので、全部で60通り4。甲子は、その60通りのいちばん最初です。
- 天赦日:冬の天赦日は甲子の日。2026年で最後の天赦日です1。
- 一粒万倍日:この時期は「子」の日が一粒万倍日。甲子の「子」があてはまります2。
- 天恩日(てんおんにち):お祝いごとにいい日1。甲子から5日間続くので、12月16日〜20日が天恩日です。
- 甲子(きのえね):60ある干支のスタートの日。昔から縁起のいい日で、福の神・大黒天(だいこくてん)をまつるお祭りが行われてきました2。大黒天のお参りの日(縁日)も、甲子の日です10。
甲子は、60ある干支の「1番目」。天赦日も一粒万倍日も、スタートを応援してくれる日です。
en:musubiでは、12月16日を「来年のスタートを、ひと足先に切る日」と考えています。年が明けるのを待たずに、一歩目をふみだせる日です。
「赤口」の日だけど、大丈夫?
この日の六曜(ろくよう)は「赤口(しゃっこう)」。あまりよくない日ですが、お昼の12時ごろはいい時間です3。
六曜は14世紀ごろに日本に入ってきて、広まったのは江戸時代の終わりから3。天赦日や一粒万倍日とは、もともと別のグループの暦注です。
六曜は、旧暦の日付で決まります。旧暦の月と日を足して6で割り、余りが0なら大安、1なら赤口、2なら先勝……。12月16日は旧暦11月8日なので、11+8=19。6で割ると余り1で、赤口です。
気になる人は、申し込みやお祝いなど大事なことを、お昼の11時〜13時ごろに入れておくと安心です。
前後もいい日が続く1週間
前後の日も並べてみると、いい日の印が続いています。
| 日付 | 干支 | 六曜 | 暦注 |
|---|---|---|---|
| 12月14日(月) | 壬戌 | 仏滅 | — |
| 12月15日(火) | 癸亥 | 大安 | 一粒万倍日・大安 |
| 12月16日(水) | 甲子 | 赤口 | 天赦日・一粒万倍日・甲子の日・天恩日 |
| 12月17日(木) | 乙丑 | 先勝 | 天恩日 |
| 12月18日(金) | 丙寅 | 友引 | 寅の日・天恩日 |
| 12月19日(土) | 丁卯 | 先負 | 天恩日 |
| 12月20日(日) | 戊辰 | 仏滅 | 天恩日 |
| 12月21日(月) | 己巳 | 大安 | 己巳の日・大安・不成就日 |
15日は、一粒万倍日と大安が重なる日。18日は「寅の日」、21日は「己巳(つちのとみ)の日」です。寅の日は毘沙門天(びしゃもんてん)、巳の日は弁財天(べんざいてん)という神さまのお参りの日です10。
ただし21日は、「何をしても実らない日」の不成就日(ふじょうじゅび)とも重なります2。2026年12月の不成就日は、13日と21日です。
平日で動きにくい人は、16日に「始める」、週末の19・20日(天恩日)に「お祝いやプレゼント」と分けても大丈夫です。
12月16日にやるといいこと
「仕事を始める・お店を開く・種をまく・お金を使う」2と、天恩日の「お祝い」1を、いまの生活におきかえると、こうなります。
- 新しいことを始める:習いごとや講座の申し込み、資格の勉強の1ページ目、SNSの最初の投稿。
- 種をまく:植物の種や球根を植える、来年の手帳に最初の予定を書く、やりたいことリストをつくる(書き方は新月の願い事の書き方へ)。
- 気持ちよくお金を使う:新しい財布を使いはじめる、ほしかったものを買う、だれかへのプレゼント。
- お祝いをする:誕生日や記念日のお祝い、プレゼント、お礼の連絡。
- 神社やお寺にお参りする:甲子は大黒天のお参りの日10。今年のお礼と、来年のスタートの報告に。
「お金を使うといい」は、意外ですよね。まいた種が1万倍に実るように、使ったお金も実りになって返ってくる、という考え方です。
やめておいたほうがいいこと
一粒万倍日は「増える」日なので、お金や物を借りるのはよくない日。苦労やたいへんなことまで増えてしまう、という考え方です2。
- お金を借りる、ローンを組む
- 物を借りる(返すのはOK。借りていたものを返すと、すっきり年を越せます)
- ケンカや悪口(増やしたくないもの)
家や仕事などの大事な契約は、暦よりも中身で決めましょう。
12月16日の過ごし方プラン
| 時間 | やること |
|---|---|
| 朝 | 来年の手帳の最初のページに、「始めたいこと」をひとつ書く |
| 昼(11〜13時) | 赤口でもいい時間。申し込みや予約をここで |
| 仕事帰り | 近くの神社で今年のお礼を。新しい財布を使うなら、帰ってすぐに |
| 夜 | お世話になった人に、お礼のメッセージを1通 |
en:musubiのおすすめは、塩やお茶のように毎日少しずつ使う縁起物を、この日に使いはじめること。使うたびに、この日に決めたことを思い出せます。
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次の天赦日はいつ?
次の天赦日は、2027年2月28日です。
2027年の天赦日は全部で6回。そのうち一粒万倍日とも重なるのは、7月14日・9月26日・12月11日の3回です(編集部の計算)。
| 日付 | 干支 | 六曜 | 暦注 |
|---|---|---|---|
| 2月28日(日) | 戊寅 | 仏滅 | 天赦日・寅の日 |
| 4月29日(木) | 戊寅 | 先勝 | 天赦日・寅の日 |
| 5月15日(土) | 甲午 | 先勝 | 天赦日 |
| 7月14日(水) | 甲午 | 仏滅 | 天赦日・一粒万倍日 |
| 9月26日(日) | 戊申 | 先負 | 天赦日・一粒万倍日・不成就日 |
| 12月11日(土) | 甲子 | 赤口 | 天赦日・一粒万倍日・甲子の日・天恩日 |
9月26日は、不成就日とも重なります。2027年のいい日を月ごとに見たい人は、2027年の開運日カレンダーへ。
この記事の暦は、こうして計算しました
日付と暦注は、ほかのサイトから写したものではありません。編集部が、国立天文台のデータから次の手順で計算しました。
- 干支:「2027年1月1日は庚辰(かのえたつ)」というデータをもとに、60日ごとにくり返すルールで、前後の日の干支を出しました9。
- 季節の区切り:国立天文台が出している二十四節気(立春・啓蟄・清明…)の日付で、月を区切りました57。一粒万倍日と天赦日は、この区切りで決まります。
- 旧暦と六曜:新月の日を旧暦の1日とし、冬至がある月を11月として数えました68。六曜と不成就日は、この旧暦の日付で決まります。
- 答え合わせ:2027年1月分を、市販の暦とくらべました。六曜・一粒万倍日・寅の日・巳の日・不成就日・天恩日が、すべて同じでした。
まとめ
2026年12月16日(水)は、天赦日・一粒万倍日・天恩日・甲子が重なる、2026年最後の天赦日です。
一粒万倍日は、仕事を始める・お店を開く・種をまく・お金を使うのにいい日で、借りるのはよくない日2。天赦日は何をしてもいい日、天恩日はお祝いにいい日です1。
15日は一粒万倍日と大安、18日は寅の日、19・20日も天恩日。次の天赦日は2027年2月28日、次に一粒万倍日と重なるのは2027年7月14日です。
暦は、何かを始めたい人の背中をそっと押してくれる道具。今年のうちに、来年の一歩目をふみだしてみませんか。
NEXT ─ 次に読みたい
- 2027年の開運日カレンダー天赦日・一粒万倍日・寅の日・巳の日を月ごとに
- 財布を買い替える吉日2027新しい財布をおろす日を決めたい人へ
- 東京で金運アップの神社めぐりいい日に行きたい、金運の神社
出典・参考(2026年10月7日確認)
- 国立国会図書館「日本の暦」第3章 吉凶を表す言葉③下段(天赦日・天恩日) https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s5.html
- 国立国会図書館「日本の暦」第3章 吉凶を表す言葉④その他(一粒万倍日・不成就日・甲子) https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s6.html
- 国立国会図書館「日本の暦」第3章 吉凶を表す言葉①六曜 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s3.html
- 国立国会図書館「日本の暦」第3章 干支①六十干支 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s1.html
- 国立天文台 暦要項 令和8年(2026)二十四節気および雑節 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2026/rekiyou262.html
- 国立天文台 暦要項 令和8年(2026)朔弦望 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2026/rekiyou263.html
- 国立天文台 暦要項 令和9年(2027)二十四節気および雑節 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2027/rekiyou272.html
- 国立天文台 暦要項 令和9年(2027)朔弦望 https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2027/rekiyou273.html
- 国立天文台 暦象年表 令和9年(年と元日の干支) https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/cande/pdf/cande2027.pdf
- 国立国会図書館「日本の暦」第1章 暦の渡来と普及 https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter1/s1.html
- コトバンク「縁日」(改訂新版 世界大百科事典/日本大百科全書) https://kotobank.jp/word/%E7%B8%81%E6%97%A5-38323
日付・干支・六曜・暦注は、国立天文台が公表している二十四節気と朔(新月)の時刻をもとに、en:musubi編集部が伝統的な暦注の決まりにあてはめて計算しました。2027年1月分は公開されている暦と照合し、すべて一致することを確認しています。暦注の吉凶は昔からの言い伝えで、効果を約束するものではありません。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
明日が、すこし楽しみな一日になりますように。



